19: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 01:37:28.67 ID:IoR8Tqv60
秋雲「痛っ! ちょっと、急にお尻叩かないでよ!」
風雲「秋雲がしょげてたからね。早速気合いを入れてあげようと」
秋雲「だからって。もっと優しい方法無かったの?」
風雲「はいはい、ウジウジしないの。次行くわよ」
秋雲「タンマ、タンマ。もういいから!」
風雲「もう一発入れるって意味じゃないから」
秋雲「あ、そう?」
風雲「秋雲はなにがしたいの? 陽炎さんとこのままでいいの?」
秋雲「そんなわけないじゃん」
風雲「じゃあどうしたいの?」
秋雲「そりゃ、仲良くしていきたいよ」
風雲「それだけ?」
秋雲「それだけって」
風雲「じゃあ、すれ違った時に挨拶するぐらいでもいいんじゃない?」
秋雲「いや、そんなんじゃなくて、もっとおしゃべりするとか」
風雲「ならそれも言って」
秋雲「おしゃべりするとかしたい」
風雲「他には?」
秋雲「一緒にご飯食べたいな。休みの日にお出かけするとかも」
風雲「あるじゃない。もっと言って」
秋雲「姉ちゃんと、あー、えっと、いや」
風雲「お願い、聞かせて」
秋雲「……また一緒に遊びたい。手を繋いで、歩いて、夜になったら同じベッドで寝たい」
風雲「言えたじゃない。じゃあ頑張りましょ」
秋雲「もうそんなガラでもないのにどうするってのさ」
風雲「失敗してもいいくらいで構えなさいって。何度だって励ましてあげるわよ」
秋雲「ふふっ、なにそれ。――でもいいね。やる気沸いてきた」
風雲「調子出てきたわね。いつもの秋雲さんって感じじゃない」
秋雲「ありがと。じゃ、ちょっと頑張ってくるから」
風雲「行ってらっしゃい」
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