秋雲「もう一度だけ子供に戻らせて」
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16: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 00:43:38.69 ID:IoR8Tqv60
陽炎「なーにかしこまってんの。それに余所余所しい! お尻椅子から落ちてるじゃない。もっとくっつきなさいって」

秋雲「ひゃっ!? 近い! 近いから!」

陽炎「アンタが離れるからじゃない」

秋雲「はな、離してって!」

僚艦「楽しいのわ分かりますけど、後輩ちゃん弄るのも程々にしましょうよ陽炎さーん」

陽炎「いいの、いいの。姉は妹を可愛がるものだから、これはいくらでもしていいの」

僚艦「そう言えば秋雲って陽炎型で登録されてましたっけ」

秋雲「そ、そうなんです。いやー、逆らえなくて辛いです」

陽炎「なに紛らわしいこと言ってんのよ。ガチの姉妹じゃない」

秋雲「ちょっと、陽炎さん!」

僚艦「えっ、そうなんですか」

陽炎「そうよ。親が離婚するまで一緒にいた、血の繋がった妹。

   可愛かったわよー。一日中一緒にいて手も繋いでお姉ちゃん、お姉ちゃん。

   それが今じゃ陽炎さんだって、さびしいわー」

秋雲「思ってもないでしょ? それに、もうそんな歳でもないんだって。何年も前じゃん」

陽炎「寂しいのは本当よ。たった一人の妹がこんな捻くれちゃってるんだから」

秋雲「初心なねんねじゃいられないっての、成長したと言って欲しいよ」

陽炎「口も悪くなってるし。離れてる間に道を踏み外しちゃったのかなー」

僚艦「か、陽炎さんそこらへんで――」

秋雲「姉ちゃんだって変わったじゃん!」

陽炎「なにが変わったって? 言ってみなさいよ」

秋雲「いくつもあるから! えーっと……」

陽炎「なに、言えないの? 勢いだけの所、秋雲ったら昔から変わってないわねー」

秋雲「――ッ!」

僚艦「あ、秋雲ちゃん。……行っちゃいましたね」

陽炎「ほっといていいわよ。そう振る舞いたいなら、そういうのを返せばいいんだから」

僚艦「手厳しですねー」


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