鞠莉「──期待する誕生日。」
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24: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:34:23.59 ID:NUfsjtd3o

鞠莉「なのに……気付いたら、果南は稼業を継ぐためにここに残り続けて……わたしは一人遠くの大学へ──きっとそのうちもっと遠くへ行く」

ダイヤ「…………。」

以下略 AAS



25: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:34:51.28 ID:NUfsjtd3o

ダイヤ「……きっと、貴方と果南さんでは生きる時間が違うのですわ。」

鞠莉「……そうだね」

以下略 AAS



26: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:35:17.69 ID:NUfsjtd3o

鞠莉「Sorry. ダイヤ……。ダイヤの言うとおり、わたしのための席なんだからわたしがSmileyじゃなくちゃね」

ダイヤ「いえ、いいのですよ。……貴方の気持ちもわかりますから。お互い自分の意思だけでままならないモノがあると苦労しますわね。」

以下略 AAS



27: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:47:37.40 ID:NUfsjtd3o


程なくして、船舶が目的地に着いたようだ。


以下略 AAS



28: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:48:05.38 ID:NUfsjtd3o

ダイヤ「……一応ね。網元の娘ですし、持っていて損するものでもないですから」

果南「今役立ったじゃん」

以下略 AAS



29: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:48:48.68 ID:NUfsjtd3o

鞠莉「何?」

ダイヤ「……その先にある世界が果南さんの世界です。……しっかり、目に耳に……そして、心に……焼き付けてくるのですよ。」

以下略 AAS



30: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:57:21.61 ID:NUfsjtd3o


久しぶりに潜る海はとても静かだった。

先に潜った果南が手でこっちだよと手招きしていた。
以下略 AAS



31: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:57:48.45 ID:NUfsjtd3o

果南『いつか、一緒に見に行こうね!』


──子供の頃、果南の家で一緒に読んだ本に載っていた内浦の珊瑚礁。
以下略 AAS



32: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:58:20.15 ID:NUfsjtd3o

──トントン


鞠莉「……?」
以下略 AAS



33: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:58:45.94 ID:NUfsjtd3o

鞠莉「……?」


一呼吸、二呼吸置いて──
以下略 AAS



34: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:59:12.27 ID:NUfsjtd3o

鞠莉「ぷはっ!!げほっげほっ!!しょっぱ……!!」

果南「び、びっくりした……海の中で口開けちゃだめでしょ」

以下略 AAS



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