148:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:49:04.55 ID:hVoKMaCTO
そうだ。
私は、千歌ちゃんをとられたくなかっただけだったのに。
いつの間に、梨子ちゃんにすり替わってしまったんだろう。
まるで、代わりを求めたみたい。
恐ろしい。
149:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:59:48.54 ID:hVoKMaCTO
寝苦しいながらも、私は少しだけ眠った。
何度か起きて、水を飲んだ。
昼時になり、お腹も空かず、飲むタイプのゼリーをすすり、また横になった。
締め切ったカーテンから、茜色の西日が射しこんだ頃、もう一度目が覚めた。
150:名無しNIPPER[sage]
2017/06/20(火) 02:00:35.77 ID:IH/1hHKSO
ようそろ…
151:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:18:32.27 ID:hVoKMaCTO
「もう、使わないからあげるよって」
中には白いCDが入っていた。
題名が書いてある。
152:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:43:23.49 ID:bNB8Zs1kO
千歌ちゃんが、頬っぺたを自分の手で引っ張った。
「ち、千歌ちゃん?」
私はびっくりした。
153:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:56:03.78 ID:bNB8Zs1kO
「言うって、別に、私は……」
千歌ちゃん、そんなこと言わないで。
ずっと友達でいるから。
3人で。
154:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:10:15.54 ID:bNB8Zs1kO
―――それから。
靴はサンダルで、
乗り物は自転車で、
155:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:28:32.32 ID:bNB8Zs1kO
「梨子ちゃん、怒るわけないよ」
走って駆け寄って、椅子から立ち上がった梨子ちゃんに抱き着いた。
「よ、曜ちゃん」
156:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:30:14.56 ID:bNB8Zs1kO
こんなめんどくさいのに付き合ってくれてありがとうございました。
157:名無しNIPPER[sage]
2017/06/20(火) 03:37:35.60 ID:spRU0uPeo
乙
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