青島「どうして署内でうんこが漏れるんだ!」
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8:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:18:02.91 ID:2cAglWono
コーヒーに盛ったか?


9:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:20:20.67 ID:k4J2UGZx0
青島「はいはーい!ちょっと通してね」

緒方「強行犯係です。どうしましたか?」

通路に出ると、人垣が出来ていて、そこが事件現場であると察した彼らは野次馬どもを押し退け、現場の保護と聞き込みを行う。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:23:06.02 ID:k4J2UGZx0
中西「あ、青島くん……これは事故ではなく、事件だ。どうか、僕の仇を討って欲しい」

床に這いつくばったまま、青島を見上げて中西は懇願する。仇を打てと。極めて物騒である。

青島「どういうことっすか?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:26:04.37 ID:k4J2UGZx0
中西「君達が出勤してくる前に、突如便意を催した僕はトイレに急行した。しかし、トイレには長蛇の列が出来ていて、しかも、トイレに入った人達はなかなか出てこなかった」

その話を聞いて、ぞっとする。
それと同時に納得もした。
確かにトイレには今朝、長い列が出来ていた。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:27:42.80 ID:k4J2UGZx0
青島「ちょっと!何してんの!?」

緒方「すみません……!すみません……!」

慌てて後ずさる青島に滂沱の涙を流しながら謝罪をする緒方。彼は立ったまま脱糞していた。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:30:19.19 ID:k4J2UGZx0
その頃。
警視庁捜査一課は俄かに慌ただしくなった。
湾岸署で『うんこハザード』が確認された。
その一報を受けて、凶悪犯罪を担当するエリート捜査員達の派遣が決定されたのだ。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:34:19.98 ID:k4J2UGZx0
湾岸署に続々と捜査車両が到着する。

最初に現れたのは警視庁の鑑識課だ。
アタッシュケースに入れた様々な試験薬や道具を運び入れ、『うんこハザード』の具体的な原因を探っていく。鑑定のエキスパートだ。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:37:52.57 ID:k4J2UGZx0
署内に入った室井は革靴を響かせて会議室を目指す。道中の有り様は酷いものだった。
そこら中に便が撒き散らされ、署員が呻く。
凄まじい臭気が鼻をつき、胃液がせり上がる。
しかし、そんな中でも黙々と作業を続ける鑑識課の者達の前で、みっともない姿は晒せない。
上に立つ者の矜持が、室井の理性を守った。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:39:43.70 ID:k4J2UGZx0
青島「……仲間が漏らした」

ポツリと、泣きそうな声で青島が呟く。
思わず目を見張り、胸倉を掴む手を緩める。
青島が……泣いていた。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:42:18.87 ID:k4J2UGZx0
その後、捜査会議で事件について話し合った。

事件発生時刻は本日早朝。
まず当直の署員がやられた。
彼らは腹痛によってトイレに籠らざるを得なくなり、その後1時間近く個室を占拠した。
以下略 AAS



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