森久保乃々「これだけは無理なんですけどぉ!!」
↓ 1- 覧 板 20
34: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/26(金) 00:46:55.83 ID:I/MiaI8O0
・・
・・・
・・
放課後。私は一度寮に戻り、荷物を持って事務所に向かいます。荷物は7冊目の絵本
35: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/26(金) 00:47:45.10 ID:I/MiaI8O0
事務所の、プロデューサーさんがいる部屋まで廊下を歩きます。すると、私がこけてしまった所まで来たところで、あのときの事を思い出してしまいました。
さっきまでは考えられないように出来ていたのに…。
36: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/26(金) 00:48:45.45 ID:I/MiaI8O0
今日はここまで、続きはまた
37: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:20:54.14 ID:J9R5aJQV0
再開します。
38: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:21:38.44 ID:J9R5aJQV0
・・
・・・
・・
39: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:22:20.57 ID:J9R5aJQV0
僕が起きたのは正午を少しすぎた頃だった。
起きてからしばらくは、ボーッとしていた。スマホも財布も事務所においてきたままで、暇を潰す手段が一切なかった。となりのおじさんは今日で退院らしい。病院服から普段着へと着替えていた。
40: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:22:48.78 ID:J9R5aJQV0
缶コーヒーもテレビカードも手をつけるには気が引けたので、またしばらくボーっとしていた。何も考えないように努めても、作成途中の書類のことや、営業先のこと、そして乃々ちゃんのことが頭に浮かんでしまう。
『プロデューサーさんは…いつも真面目に仕事してるし…』
41: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:23:16.87 ID:J9R5aJQV0
声がした方へ目をやる。そこには乃々ちゃんの姿があった。手には紙袋を持っている。
「あの…お見舞いに来たんですけど…。」
42: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:23:59.88 ID:J9R5aJQV0
・・
・・・
・・
43: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:24:30.83 ID:J9R5aJQV0
「森久保ちゃん?今日プロデューサーさんはいないの?」
「あ、えぅ、その、入院して…。」
44: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:25:02.50 ID:J9R5aJQV0
―――
――
「お疲れさま森久保ちゃん!今日最高だったよ!プロデューサーさんによろしくね!」
65Res/48.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20