森久保乃々「これだけは無理なんですけどぉ!!」
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38: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/27(土) 22:21:38.44 ID:J9R5aJQV0
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見慣れない白い天井、腕につながった点滴、白色のカーテン…。
「…どこ?」
「ああ、おはようございます。」
ナース服の女性が僕に声をかけてきた。その奥には、テレビを見てるおじさんの姿がある。起き上がろうとすると、ナース服の彼女に制止させられた。
何が何だか分からないい。僕はどうなった?
「過労で倒れたんですよ。」
ナースさんは少しはにかみながら、そう僕に疑問の答えを告げた。
「丸一日寝てたんですよ、今は火曜日です。」
「かよっ…!」
火曜日。乃々ちゃんの収録がある日。
「乃々ちゃんは!?大丈夫なんですか!?」
こんなところで寝ている場合ではないと、乃々ちゃんの収録に立ち会わねばと、起き上がろうとする。再びナースさんに制止させられた。
「あまり無理しないでください。過労で倒れたんですから、ゆっくり休んで、ちゃんと疲れをとるようにお願いします。」
それからナースさんは、トイレの場所や点滴が終わったらどうするか何かを言っていたけど、全く耳には入らなかった。乃々ちゃんのことが不安で不安で仕方なかった。
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