57:名無しNIPPER[sage]
2017/05/29(月) 03:10:17.14 ID:MwrA5p+ho
ここからどうなっていくか楽しみ
勢いよく胸くそというのが、どのくらいのことなのか
58:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 16:38:33.75 ID:5UmJj5jy0
>>57
殺し合いとかはおきないです
59:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 17:17:33.64 ID:5UmJj5jy0
「って言ったらびっくりする?」
私は何も言えないまま固まっていた。
「おーい、曜ちゃん」
60:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 17:53:13.83 ID:5UmJj5jy0
「……あのね、私、千歌ちゃんに天使みたいって言われたの、私と出会えたのは奇跡なんだって」
確かに、不思議な出会いだったと聞いている。
海に一緒に落ちたんだっけ。
61:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 18:04:48.67 ID:5UmJj5jy0
「で、好きでもないのに付き合って、悩んでるってこと?」
「まとめると、そう、です」
梨子ちゃんは深いため息を吐いた。
62:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 18:19:07.55 ID:5UmJj5jy0
ああ、でも一番恐ろしいのは自分だ。
梨子ちゃんが、千歌ちゃんに全く好意を寄せてないことが、嬉しくてたまらないんだから。
千歌ちゃんが、一ヶ月経って、梨子ちゃんと別れてしまえば、彼女の事を慰めることができる。
私はそれを自然に行える立場にある。
63:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 21:58:17.02 ID:gLUqfg7f0
「曜ちゃん!」
梨子ちゃんが私の腕を掴んだ。
「帰るよ」
64:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 22:43:43.86 ID:gLUqfg7f0
次の日、私と梨子ちゃんは何も無かったように教室で会話していた。
千歌ちゃんは私たちの間で起こった出来事に勘付くことはなかった。
放課後、飛び込みの後輩にアドバイスを求められたので、後で合流すると伝えて1年の教室へ向かった。
たぶん、今日は梨子ちゃんの新曲お披露目会。
65:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 22:57:54.42 ID:gLUqfg7f0
「よーし、じゃあ、せっかくだし最後に軽く校庭10周くらいして」
「え、え、あ、あの、は、はい!」
後輩ちゃんの顔が引きつっている。
66:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 23:08:48.89 ID:gLUqfg7f0
その日は、後輩ちゃんの靴を買ってきて、彼女を家まで送っていったのでAqoursの方には行けなかった。
彼女が帰宅途中にぽつりと漏らした言葉を家まで持って帰って、頭を悩ませていた。
後輩が言うには、前にもこんな事があって、詳細は聞けなかったけど、犯人像はなんとなく浮かんでいるらしい。
67:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 23:27:29.19 ID:gLUqfg7f0
自分の気持ちを信じて、真っ直ぐ進めばいいのに。
どうして他人に危害を加えようとするのかな。
わっかんない。
誰かを巻き込むのは、楽しい事だけにして欲しいね。
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