308: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/06(火) 23:31:23.42 ID:7DWlqEE60
正面の道路をひしめきながらこちらに進んでくる深海棲艦達。奴らとの戦闘の口火を切ったのは米海兵隊のLAWとティーマス指揮下部隊のカールグスタフだった。
『オォアアアアッ!!?』
唸りを上げて飛んでいった10発近い対戦車弾頭が、先陣を切っていたハ級の鼻先に直撃する。黒い表皮が裂けて砕け、火花と爆炎、青色の体液が雨に混じってまき散らされた。
309: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/06(火) 23:38:00.51 ID:7DWlqEE60
『ウォオオオオ………』
「Enemy down!!」
('A`;)「よし、さい先が───うおっ!?」
310: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/06(火) 23:48:34.07 ID:7DWlqEE60
(;'A`)「点呼、負傷者がいたら報告しろ!!」
( <●><●>)「此方ティーマス、幸い負傷無し。他の兵も無事です」
(//‰ ゚)「アメリカ海兵隊をなめんなよ、あの程度なら避けられる!」
311:名無しNIPPER
2017/06/07(水) 00:09:27.65 ID:lDmHg5g00
乙、滅茶苦茶熱いわ、幾らでも待てる
312: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/07(水) 00:30:14.70 ID:QJ8KbxUB0
undefined
313: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/07(水) 00:38:01.36 ID:QJ8KbxUB0
ガラガラと建物がくずれていく音と、立ち上る土煙。それはヘ級達に後続していた、後続の深海棲艦が前に出つつある印。言うなれば「T字不利」が取られているに近い状況を打破するための軽巡棲姫の差し金だろう。
予想される前段艦隊の残余戦力は50隻程度。此方の前衛部隊が展開している5カ所の拠点に均等に戦力が割り振られたとして、俺達前衛部隊は各所が10隻前後の軍艦と生身で交戦している計算になる。
正念場だ。
314: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/07(水) 01:09:27.89 ID:QJ8KbxUB0
('A`)「各班、状況を報告しろ!!」
《第二班、交戦中の敵艦の内イ級elite、ヘ級をそれぞれ1隻ずつ撃沈!また、ホ級が大破状態で後退を開始!》
《第四班より前線指揮車、Mi-24の空襲でロ級2隻が轟沈。また、今のロケット弾投射によりホ級1、ト級elite1が沈黙しました》
315: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/06/07(水) 01:10:45.55 ID:QJ8KbxUB0
後半“ながら”だったので飛び飛びでしたが今更新ここまでです。誓って言いますがドク少尉はホモではありません
316:名無しNIPPER[sage]
2017/06/07(水) 01:35:18.79 ID:sIcmpQ7A0
ワロタ
…やっぱ犠牲はかさむけど、開幕早々の一方的な蹂躙に比べればまだ凌げてるか
深海側からしてみれば、奇襲・強襲で人類側でも強大な地域をあわや陥落…とまで行ったのに、最前線で踏みとどまれる部隊一つでここまでなられちゃねえw
おまけに立て直した所から、戦線に釘付けになってる自分達に対して超火力の投げつけなんて状況は余計に焦りそう
317: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/07(水) 23:31:51.40 ID:QJ8KbxUB0
( ’ t ’ )<ポーランド陸軍一等准尉、カルリナ=ヴォジニャックです!>
バイクから降りた男……というより青年は、背負ったカールグスタフが通常より大きく見えるほど背が低く華奢だった。英語でカルリナと名乗ったそいつは、俺の下まで駆け寄ると砲声に呑まれないよう声を張り上げる。
( ’ t ’ )<ドク=マントイフェル少尉ですね?これより我が分隊は指揮下に入ります!!>
318: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/07(水) 23:41:33.43 ID:QJ8KbxUB0
号令一過、新たに24の銃口・砲口が火を吹く。路地を満たす硝煙の濃度が更に増し、ポーランド軍による弾幕が深海棲艦に真っ向から叩きつけられる。
『ヴォオオアアッ!!?』
カルリナ達の攻撃は、バラバラにされたヘ級の遺骸を踏み越えて前進してきたイ級に全て直撃。 多数の砲撃の勢いに圧されたイ級の頭部が跳ね上がり、そのままひっくり返るようにして背中から仰向けに路上に倒れ込んだ。
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