164: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:44:07.46 ID:6an8YmUi0
数分の後に、ヴィネットは紙袋を持って戻って来た。
165: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:44:42.39 ID:6an8YmUi0
「戻ったわよ、ガヴリール!」
166: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:45:12.02 ID:6an8YmUi0
「良かったわね。これでなんとか作れる」
「いや、これじゃだめだ」
167: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:45:40.52 ID:6an8YmUi0
「ご、ごめ……ごめんなさい!」
168: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:46:07.97 ID:6an8YmUi0
何かに追われているわけでも、何かを待たせているわけでもないのに、私は走らずにはいられなかった。
169: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:46:34.80 ID:6an8YmUi0
何が大悪魔だ。
170: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:47:02.13 ID:6an8YmUi0
私はこぼれそうになる涙を必死にこらえていた。
171: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:47:30.78 ID:6an8YmUi0
私は悪魔なんかじゃないのかもしれない。
172: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:47:59.19 ID:6an8YmUi0
気を取り直して洗面所で手を洗い、居間へと入ってコートを脱ぐ。
173: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:48:25.21 ID:6an8YmUi0
ラフィエルに言われてから、私は日記をつけている。
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