167: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:45:40.52 ID:6an8YmUi0
「ご、ごめ……ごめんなさい!」
私は彼女の顔を見ることができず、くるりと玄関へと引き換えし、力任せにドアを開けて外へと駆け出した。
「おい待て、サターニャ!」
後ろからガヴリールの声が聞こえたが、私は振り返ることができなかった。
なんだか最近、逃げてばかりだ。
いつから私はこんなに弱虫になってしまったのだろうか……。
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