124: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:21:58.52 ID:6an8YmUi0
編み物の道具を入れているカゴを棚から机に持ってくる。
125: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:22:26.27 ID:6an8YmUi0
しかし、羽音がすれど姿の見えない虫ほど気になるものは無いわけで、どうにも他の事に手を付けかねる。
126: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:22:58.16 ID:6an8YmUi0
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127: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:23:26.55 ID:6an8YmUi0
何度目になるか、髪をかきむしるときに、ふと手首に付けたミサンガが目に入った。
128: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:24:29.38 ID:6an8YmUi0
頭の奥がスッと冷えていくように感じた。
129: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:24:55.54 ID:6an8YmUi0
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130: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:25:25.54 ID:6an8YmUi0
バレンタインが約一週間後に近付いてきたある日の昼休み、私は机に突っ伏していた。
131: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:25:56.72 ID:6an8YmUi0
最近は魔界通販を見ることが少なくなり、ガヴリールに勝負を挑むことも減った。
132: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:26:24.28 ID:6an8YmUi0
「こら、ガヴ。サターニャは疲れてるんだから。ねぇサターニャ、一緒に食堂に行かない?」
133: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:26:53.46 ID:6an8YmUi0
「おい、せっかく私が誘ってやったのに――」
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