36:名無しNIPPER[saga]
2017/05/06(土) 06:15:09.00 ID:CkoHSdte0
「アイドル候補生として所属していた娘達だけど……今度から俺が担当を請け負う事になった」
と、思っていたらプロデューサーさんの口から、そんな説明が飛び出てきました。
37:名無しNIPPER[saga]
2017/05/06(土) 06:15:52.58 ID:CkoHSdte0
それに、私なんかがリーダーなんて……という不安もありました。
確かに経験は積んでますが……リーダーを務める程の自信は、私にはまだありません。
38:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:53:39.58 ID:n8J7R9n90
「さて、それじゃあ早速だが……」
39:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:54:08.97 ID:n8J7R9n90
「え、えっと、初めまして! こ、小日向美穂です。せ、精一杯、が、がが、頑張りますので、よ、よろしく、お願いします!」
「私、五十嵐響子、十五歳です! 得意な事は家事全般ですけど、アイドル活動も得意になれる様に頑張っていきますので、よろしくお願いします」
40:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:54:57.89 ID:n8J7R9n90
「あ、憧れ……ですか?」
「は、はい。私も……卯月ちゃんがこの事務所に入ったのと同じぐらいに入所はしてるんですけど、一向にデビューできなくて。で、でも、卯月ちゃんは所属してから間もない頃にデビューしてて、す、凄いなぁ……なんて、思ってたんです」
41:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:58:03.41 ID:n8J7R9n90
「え、えっ!?」
「だから、私ももっと成長できる様に、頑張ります。美穂ちゃんも……これからは同じユニットのメンバーですし、お互いに頑張っていきましょう」
42:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:58:46.66 ID:n8J7R9n90
『きっと今回も……成功できるだろうな』なんて……私はこの時に漠然と、楽観的に考えてました。
いえ、結果的に言いますと……私達の新しいユニットは順調に軌道に乗って……無事、成功を収めました。
43:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 22:58:28.34 ID:n8J7R9n90
ピンクチェックスクールを結成してから随分経ったある日。
美穂ちゃんや響子ちゃんとも、ある程度の気が置けない関係になった頃の事。
44:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 22:59:11.15 ID:n8J7R9n90
二人も今は、別の営業先でピンクチェックスクールの宣伝活動の真っ最中だと思います。
けど、ニュージェネレーションの頃から経験を積んでいる私とは違い、二人はまだ、新人と同じ様なもの。
45:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 23:00:15.99 ID:n8J7R9n90
けど、今は前の時とは状況は違ってます。
プロデューサーさんも担当するアイドルが増え、以前にも増して、忙しそうにしていました。
46:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 23:00:52.27 ID:n8J7R9n90
けど、それは難しい事なのでした。
きっと今は、仕事中である為に、出られはしないと思います。
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