島村卯月「マーキング」
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38:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:53:39.58 ID:n8J7R9n90



「さて、それじゃあ早速だが……」


話が纏まった後、プロデューサーさんはそう言うと、立ち上がって部屋の出入り口の方にへと、歩いていきました。


それから扉を少しだけ開けて「入って貰ってもいいかな?」と、外に向けて声を発します。


『一体、誰に話し掛けてるんだろう……?』なんて私が思っていると、扉が大きく開き、外から二人、人が入ってきます。


「し、しし、失礼しますっ!」


「あの、失礼します」


二人共、声を震わせて、緊張した面持ちで中にへと入ってきます。


そして、その顔は……私には見覚えのあるものでした。


先程の資料の中にあった、添付されていた写真に写っていたものと同じだったから。


つまり、彼女達が……





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