29:名無しNIPPER[saga]
2017/05/02(火) 00:38:51.60 ID:JYPvzgFt0
順調に回っていたはずの、私のアイドル人生という歯車。
常に潤滑油を与えられ、歪み無く回り続けていたそれ。
30:名無しNIPPER[saga]
2017/05/02(火) 00:40:40.99 ID:JYPvzgFt0
とりあえずここまで
また書き溜めたら投下していきます
31:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 09:56:27.23 ID:A0Rex0p+0
「卯月、ちょっといいか?」
32:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 09:57:09.55 ID:A0Rex0p+0
「実はだな……今後の事で、話しておきたい事があるんだ」
今後の事……そう言われれば、話す内容については私のアイドル活動の事以外に考えられません。
33:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 09:58:01.39 ID:A0Rex0p+0
私がいた場所から応接室までの距離は、そう遠くはありません。
ですから、歩いて数分もしない内に、目的地にへと辿り着きました。
34:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 09:58:34.62 ID:A0Rex0p+0
「悪いな、卯月。待たせたりして」
「いえ、大丈夫です。それ程は待ってませんから」
35:名無しNIPPER[saga]
2017/05/06(土) 06:12:50.29 ID:CkoHSdte0
その話を聞いて、私は目を丸くして驚きました。
突拍子も無い様な話です。今までそんな気配、微塵としてありませんでしたから。
36:名無しNIPPER[saga]
2017/05/06(土) 06:15:09.00 ID:CkoHSdte0
「アイドル候補生として所属していた娘達だけど……今度から俺が担当を請け負う事になった」
と、思っていたらプロデューサーさんの口から、そんな説明が飛び出てきました。
37:名無しNIPPER[saga]
2017/05/06(土) 06:15:52.58 ID:CkoHSdte0
それに、私なんかがリーダーなんて……という不安もありました。
確かに経験は積んでますが……リーダーを務める程の自信は、私にはまだありません。
38:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:53:39.58 ID:n8J7R9n90
「さて、それじゃあ早速だが……」
39:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 10:54:08.97 ID:n8J7R9n90
「え、えっと、初めまして! こ、小日向美穂です。せ、精一杯、が、がが、頑張りますので、よ、よろしく、お願いします!」
「私、五十嵐響子、十五歳です! 得意な事は家事全般ですけど、アイドル活動も得意になれる様に頑張っていきますので、よろしくお願いします」
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