島村卯月「マーキング」
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31:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 09:56:27.23 ID:A0Rex0p+0



「卯月、ちょっといいか?」


「あっ、はい。何でしょう?」


ニュージェネレーションを結成し、ある程度の月日が経った頃の事。


レッスンを受ける為、事務所にいた私はプロデューサーさんにそう声を掛けられました。


この頃になると、プロデューサーさんとも大分打ち解けた間柄となり、私の事を名字では無く、名前で呼んでくれる様になっていました。


私にしろ、プロデューサーさんにしろ、気が置けない関係になってきたという事なのでしょう。


まぁ、それはいいとして……私はプロデューサーさんの目をジッと見つめ、何の用事で呼び止めたのかを聞くべく、続きの言葉を待ちました。





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