240:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:50:42.28 ID:xchiMuX50
「どうでもいい...アイツとまた戦わせろ...」
自分に一杯食わせた相手を葬らなければ、このイライラは収まらない。
「黒い奴と、青い奴、そして...白い奴だ」
241:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:51:09.51 ID:xchiMuX50
「なんだ、話はそれで終わりなのか」
「いや、最後にもう一つお前に贈り物がある」
「贈り物だと?」
242:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:51:46.63 ID:xchiMuX50
〜北岡弁護士事務所〜
「さてと、ゴロちゃん。作戦会議と行こうか」
「はい。先生」
243:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:52:20.01 ID:xchiMuX50
「コイツらの出方が読めないのが不安要素なんだよね」
「香川英行とその仲間ですね」
「芝浦さんが言うには、神出鬼没でとても強いとか」
244:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:52:52.69 ID:xchiMuX50
「やっぱり、気になりますか?」
「うん。あの二人よりも先にタイガって奴を先に仕留めたいんだ」
245:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:53:34.62 ID:xchiMuX50
「やっぱり俺としてはタイガと浅倉で削り合って欲しいのよ」
「で、消耗した二人を俺のファイナルベントで吹き飛ばす」
「これが一番ベストなやりかたなんだけどね」
246:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:54:03.99 ID:xchiMuX50
〜清明院大学大学院〜
香川が満と連絡を絶ってから、一週間が経過していた。
その間、香川達はオルタナティブのデッキの改造やミラーワールドの
247:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:54:43.75 ID:xchiMuX50
「そう、ですね。仲村君の言うとおりですね」
「彼の事をいつまでも放っておく訳にはいきません...が」
「最終的に決断を下すのはもう少し後になりそうです」
248:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:55:16.86 ID:xchiMuX50
「東條君。例の作戦ですが、こちらから二つ報告があります」
例えば、惨たらしく児童を殺した殺人鬼が心神喪失状態と判断され、
遺族達の必死の訴え虚しく、死刑を免れ、今ものうのうと刑務所の中で
249:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:55:54.81 ID:xchiMuX50
「仲村君のチームが西側の出口に、私のチームが東側の出口に陣取ります」
確かにライダーバトルに全く何の関係のない遺族達を巻き込むのは
香川とて気が引ける。
250:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 22:56:31.04 ID:xchiMuX50
(いけませんね。深く...考えすぎているようだ)
止めどない思考にピリオドを打った香川は堂々巡りの答えの出ない
問いから目を背け、思考を切りかえた。
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