242:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:51:46.63 ID:xchiMuX50
〜北岡弁護士事務所〜
「さてと、ゴロちゃん。作戦会議と行こうか」
「はい。先生」
数ヶ月前に子供をひき殺した男の弁護を請け負った裁判の第一審で
依頼人の受ける社会的ダメージを最小限に抑える事に成功した秀一は
いよいよ本格的にライダーバトルに本腰を入れる事にした。
「じゃあまず、状況の整理から始めようか」
「俺達がライダーバトルに参加してから3ヶ月が経過したよね」
「ええ。参加しているライダーは13人。そして既に三人が脱落しました」
手際良くホワイトボードを取り出した吾郎は、そのボードに書かれている
三人の脱落したライダーの名前に×印をつけていく。
「脱落したのは、シザース、ファム、ガイの三人だったね」
「はい」
「で、今の所残っているのが...結構厄介な連中なんだよね」
ボードに書かれている名前をしげしげと見つめながら秀一がペンを回す。
「虎、龍、蝙蝠、エイ、蛇、鮫、正体不明のライダーが二人」
デスクから一通の封筒を取り出した秀一は、その中身を取り出して
吾郎に手渡す。吾郎はその書類に目を通した後、ホワイトボードに新しい
名前を二つ書き加えた。
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