241:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:51:09.51 ID:xchiMuX50
「なんだ、話はそれで終わりなのか」
「いや、最後にもう一つお前に贈り物がある」
「贈り物だと?」
怪訝な表情を浮かべる浅倉に神崎士郎は一枚のカードを手渡した。
「なんだこのカードは?」
「これはサバイブというカードだ。端的に言えば強化カードだ」
「ほう...強化カードとは、中々珍しいな」
「ああ。お前にこのカードを預ける。好きに使え」
神崎から受け取ったカードをしげしげと見つめた浅倉は、メラメラと
燃えさかる赤い炎を纏った鳥の羽の描かれたカードをデッキの中に
仕舞い込んだ。
「なぜこれを俺に渡した?」
「お前にはより多くのライダーを倒してもらわねばならない」
「ライダーバトルの円滑化に協力しろ」
「ああー...いいぜ?お前の思惑に乗ってやるよ....」
「お前が俺を楽しませる限り、俺もお前を利用してやる」
「そうか。では、役目を果せ」
そう言い残し、神崎士郎は陽炎のようにその姿を消した。
「サバイブ...ねぇ。なるほど、面白い」
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