54:名無しNIPPER
2017/04/24(月) 00:19:46.44 ID:nGT2Q7RSO
\ ヽ | / /
\ ヽ | / /
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_ わ た し で す _
55:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/27(木) 18:22:46.68 ID:Ugt8L+Ki0
大井「なんでって....」
そう言って大井さんは項垂れる。その声色には飽きれが混じっているのを私は聞き逃さない。
56:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 18:25:23.19 ID:Ugt8L+Ki0
その日は鎮守府内で大騒ぎになったからよく覚えている。
なんと二人が一緒に休みを取ってお出かけするんだとさ。遅かれ早かれ明るみになる話だったけど、大問題だこれと、私は頑張ってこの話を隠した。
57:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 18:33:10.95 ID:Ugt8L+Ki0
提督「あぁ、あれのことね。久し振りにがっつり食べたわ。美味しかったわよ」
我が鎮守府が誇る料理担当の艦娘、通称「お艦さん」は和食を作る。
58:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 18:47:52.99 ID:Ugt8L+Ki0
提督「相応しくなかったのね。服が」
こくんと、大井さんは小さく頷いた。
59:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 21:31:19.21 ID:Ugt8L+Ki0
大井「さすがにマズイって思ったんですよ。だってジャージ上下で特攻しようだなんて、考えられないですよ」
まさかそんな服装で行ったのか。部屋着ならともかくとして、私だってジャージ上下で大きなデパートに行こなんて思わない。
60:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 21:31:55.08 ID:Ugt8L+Ki0
大井「.....北上さん以外にも言えたもんですからね。だから、こんなにやる気になってるんです。それに買いに行くにも、よそ行きの服が無いと難しいですから、私が付いていかないと」
女子力を忘れすぎか。まぁこれは男にも女にもいえたことだね。
61:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 21:35:34.15 ID:Ugt8L+Ki0
私は立ち上がり伸びをする。そして朝の澄んだ潮風を大きく吸い込んだ。
提督「そんじゃあいい時間ですし、戻りますか」
62:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 21:54:08.63 ID:Ugt8L+Ki0
いつもの鎮守府の午後は、私が業務に飽きて散歩に出かける時間帯だ。なにせ眠いのだから仕方ない。
適当にぶらぶらと歩き回って散歩にも飽き、そろそろお仕事しないと怒られると思い、執務室に戻ると誰もいない。
63:名無しNIPPER[sage]
2017/04/27(木) 22:24:07.28 ID:Ai0dGl3UO
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_ わ た し で す _
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