62:名無しNIPPER[saga]
2017/04/27(木) 21:54:08.63 ID:Ugt8L+Ki0
いつもの鎮守府の午後は、私が業務に飽きて散歩に出かける時間帯だ。なにせ眠いのだから仕方ない。
適当にぶらぶらと歩き回って散歩にも飽き、そろそろお仕事しないと怒られると思い、執務室に戻ると誰もいない。
代わりに執務机の上に一枚の置き手紙がある。二つ折りにされていて、右端に小さく、提督へ、と丸っこい私がいつも見る字体で書いてある。
どうやら私以外に誰もまだ見ていないんだろう。
大井さんは几帳面だから折った紙が直角に開くのが許せない。
力を込めて、体重全体を込めて綺麗に二つ折りにする。
そんな事をするのだから、一度誰かが目を通すと紙が上を向いてしまい痕跡が残る。
それを大井さんが知ると、まぁうるさい。それをみんな知っているから誰も大井さんからの手紙は自分以外のを開こうと思わない。
無論そんな事をするのはいないのだけれど。
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