128:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:42:46.99 ID:8wtBZ2Zr0
それでなんて返したクマ。そう言い終わると球磨さんの手は私の首元から静かに消えた。
提督「覚えてない」
129:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:43:23.26 ID:8wtBZ2Zr0
大井さんのことが好きか、嫌いか。球磨さんの問いはlikeかLoveかの問答であるのは確か。
その問いに対し、私は大井さんが好きだ。そしてその解については後者であり、愛の奉仕を一生かけて捧げることができると思っている。
130:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:44:46.25 ID:8wtBZ2Zr0
根本的な問題だ。私はそう思った。そう思うことができる余裕が私にあるのが不思議だけど。
普通だったらこんなにもストレートで、面食らう問い掛けをぶつけられたら、怒りに我を忘れてしまっても仕方がないはずだ。
131:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:46:54.12 ID:8wtBZ2Zr0
でもそういう人間はいつの時代にだっているし、何より、その声達の存在はとても大きい。
そしてその声達は次々に汚らしい言葉に文字に変わり、思想になり、しまいには伝染病の様に蔓延する。
132:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:48:29.85 ID:8wtBZ2Zr0
でもそういった現実はフィルターを介して意図的に排除される。
見たくないものは見ない。聞きたくないことは聞かない。真実ってものはいつだって弱いんだ。
133:名無しNIPPER
2017/07/27(木) 00:49:35.48 ID:8wtBZ2Zr0
球磨「いつまでもそうやってスカしてんじゃねークマ!うじうじばっかしやがって、お前がそうやってる間に大井がどんな気持ちかどうか考えたことがあるクマか!?」
大きく声を荒げる。そして立ちあがると再び私の胸倉を掴み取る。馬鹿みたいに強い力で私の意思とは関係なく無理矢理立ち上がらせた。
球磨「大井は、お前に拒絶されたんだって思ってるクマ!その心の負担を少しは考えたことがあるのかクマ!?」
134:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:51:04.68 ID:8wtBZ2Zr0
だいぶ期間を空けてしまいました。エタらせず黙々と頑張りたいと思います。
135:名無しNIPPER[sage]
2017/07/27(木) 02:10:01.44 ID:z+VmcKHf0
おつ
待ってる
136:名無しNIPPER[sage]
2017/07/27(木) 07:20:34.67 ID:t/iOAVR9O
おつ
137:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:23:33.82 ID:mhjGCyBT0
球磨「そうだ、何も知らないクマ。お前の過去に何があったかなんて知らないし、知りたくもない、興味もないクマ。だから一石投じることに躊躇いはないクマ。あぁ、やっぱもうめんどくさいクマ。提督、歯をくいしばれクマ」
五、四。球磨さんのカウントダウンが始まった。
215Res/148.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20