133:名無しNIPPER
2017/07/27(木) 00:49:35.48 ID:8wtBZ2Zr0
球磨「いつまでもそうやってスカしてんじゃねークマ!うじうじばっかしやがって、お前がそうやってる間に大井がどんな気持ちかどうか考えたことがあるクマか!?」
大きく声を荒げる。そして立ちあがると再び私の胸倉を掴み取る。馬鹿みたいに強い力で私の意思とは関係なく無理矢理立ち上がらせた。
球磨「大井は、お前に拒絶されたんだって思ってるクマ!その心の負担を少しは考えたことがあるのかクマ!?」
提督「そんなことぐらいわかってるって!」
わかってる。わかってるって。どんな気持ちか。私がこんなにも憂鬱なんだから、大井さんの心情なんて痛いくらいにわかる。
毎日船酔いみたいに吐き気と頭痛に苛まれて、過去にあった幸せだった思い出を噛み締めては現実に苦しめられる。その心の負担なんか手に取るようにわかる。
球磨「いいやわかってないクマ!どうせお前のことだから感傷に浸って思い出に浸ってるクマ!そんな過去にを思い返す暇があるなら、さっさ今をなんとかしろクマ!」
首袖を掴む力が強くなる。でもそんな小さな変化よりも意識は心を読まれ、冷や汗が背中に溢れ出したことに向いていた。遅れて私は狼狽えるようにし反論してしまう。
提督「っ!!うるさい!何も知らないくせに!」
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