123:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 01:42:18.41 ID:qNL29ZGy0
球磨「何が違うクマ。事実だクマ。違うって言うなら一人一人に聞いて回るといいクマ。私は意気地なしで根性無しかって。みんなそうだって言うクマ」
球磨さんも立ち上がると私の胸倉を掴む。いつもの私ならここで怖気付いてすぐに謝るだろう。
124:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 01:43:18.85 ID:qNL29ZGy0
瞳孔が完全に見開き一寸の動きも見せない。そして、ゆっくりと私の首元に球磨さんの手が忍び込んだ。
私は球磨さんを勘違いしていた。放任主義だと思い込んでいたけど、長女の責務として妹達を案じていたんだ。
125:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/15(木) 01:49:12.38 ID:qNL29ZGy0
忙しかったので全くですみません。明日も更新する予定ですので頑張ります。大井さんのSSが心なしか増えてる気がするので嬉しい限りです。
126:名無しNIPPER[sage]
2017/06/15(木) 01:58:18.21 ID:vrJtJIkyo
く、球磨さん
127:名無しNIPPER[sage]
2017/07/12(水) 01:51:03.07 ID:3WoN5Fuho
待ってる
128:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:42:46.99 ID:8wtBZ2Zr0
それでなんて返したクマ。そう言い終わると球磨さんの手は私の首元から静かに消えた。
提督「覚えてない」
129:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:43:23.26 ID:8wtBZ2Zr0
大井さんのことが好きか、嫌いか。球磨さんの問いはlikeかLoveかの問答であるのは確か。
その問いに対し、私は大井さんが好きだ。そしてその解については後者であり、愛の奉仕を一生かけて捧げることができると思っている。
130:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:44:46.25 ID:8wtBZ2Zr0
根本的な問題だ。私はそう思った。そう思うことができる余裕が私にあるのが不思議だけど。
普通だったらこんなにもストレートで、面食らう問い掛けをぶつけられたら、怒りに我を忘れてしまっても仕方がないはずだ。
131:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:46:54.12 ID:8wtBZ2Zr0
でもそういう人間はいつの時代にだっているし、何より、その声達の存在はとても大きい。
そしてその声達は次々に汚らしい言葉に文字に変わり、思想になり、しまいには伝染病の様に蔓延する。
132:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:48:29.85 ID:8wtBZ2Zr0
でもそういった現実はフィルターを介して意図的に排除される。
見たくないものは見ない。聞きたくないことは聞かない。真実ってものはいつだって弱いんだ。
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