131:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/27(木) 00:46:54.12 ID:8wtBZ2Zr0
でもそういう人間はいつの時代にだっているし、何より、その声達の存在はとても大きい。
そしてその声達は次々に汚らしい言葉に文字に変わり、思想になり、しまいには伝染病の様に蔓延する。
そして触発された考えなしの人間は艦娘を無条件で非難するようになる。非難っていうものは、的外れであっても多少因果関係があると、気がつかないうちに心に潜り込み、徐々に肥大する性質がある。おかげで艦娘の肩身は狭い。
大体、戦時中だからって1日3食は可笑しいだなんて甚だおかしい。
自分達だって3食食べれるくせに。昔と何も変わりようの無い生活を送れているはずだ。物価は高くなったけど、お金さえあれば今でもなんだって食べられる。
そもそも艦娘が食べ物を摂取することがおかしいだと。彼女達が燃料や弾薬を補給するのは艤装を動かす為だ。エネルギー源は人間となんにも変わりない。
それに艦娘が深海棲艦と戦う理由なんて本当は存在しない。
本来なら、彼女達は暗い海の底で永遠にも近く眠り続け、緩やかに朽ちていくのを待つか、漁礁となって魚達の住処になるはずだった。
それなのに人間の身勝手な都合でもう一度海原を駆けさせている。そしてあろうことか、無関係にも関わらず、人間をその身で呈して守る献身的な艦娘を少しも労おうともしない。
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