123:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 01:42:18.41 ID:qNL29ZGy0
球磨「何が違うクマ。事実だクマ。違うって言うなら一人一人に聞いて回るといいクマ。私は意気地なしで根性無しかって。みんなそうだって言うクマ」
球磨さんも立ち上がると私の胸倉を掴む。いつもの私ならここで怖気付いてすぐに謝るだろう。
艦娘とやりあったって敵いっこないから。そもそも私は好戦的じゃない。
でも今回はなぜか違って私を掴む球磨さんの腕を掴み返していた。それには球磨さんも驚いたようで少しだけ戸惑う。
球磨「違うなら何したのか言うクマ」
提督「....それは、言えない」
球磨「じゃあ意気地なしクマ」
提督「うるさい!人の気持ちも知らないくせに!」
球磨「何様だクマ」
急に体が宙に浮いた。起こった現象に理解が追いつかず、妙な浮遊感が引き伸ばされたように続き、気がつくと私はソファに叩きつけられていた。
そういえば大井さんにも浜辺で似たようなことをされたなと、ふと思い出す。そして球磨さんは私の膝の上に対面するように脚を広げ座わった。
球磨「うちの可愛い大井をあんな風にしといて、何様だクマ?球磨が気を遣って助け船を出してるっていうのに、それも意固地になって突っぱねるなんて、いい加減にしろクマ。.....球磨はこんな雰囲気だから提督は気が長いと思ってそうクマね。今回はそれに免じて、最後のチャンスとしてもう一度聞くクマ。うちの大井に何したクマ?理由が理由なら、提督でも容赦はしないクマ」
215Res/148.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20