137:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:23:33.82 ID:mhjGCyBT0
球磨「そうだ、何も知らないクマ。お前の過去に何があったかなんて知らないし、知りたくもない、興味もないクマ。だから一石投じることに躊躇いはないクマ。あぁ、やっぱもうめんどくさいクマ。提督、歯をくいしばれクマ」
五、四。球磨さんのカウントダウンが始まった。
突然のことで何が何だかさっぱりわからないけど、着々と数字はゼロに近づいていく。
嫌な予感に、必死に振り解こうと球磨さんの華奢な腕を掴み、力を込めるが、やっぱりというか、見た目とは裏腹な艦娘の握力を前にはうんともすんともいわない。
覚悟を決め、私は歯を目一杯のくいしばる。同時に瞼が閉じられ目の前が真っ暗になった。
暗闇の中、刻一刻と迫るその瞬間を私は待つ。
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