165: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/06/23(金) 05:23:16.59 ID:GXp8xFqq0
今回はここまで。
筆者の中では、青葉はかなり影を隠してそうなイメージがあります。
166: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 03:58:54.17 ID:lURP6mEEO
膝枕をしてあげる内に、彼は疲れ果てて眠ってしまいました。
今は子供みたいに穏やかに目を閉じていて、その顔が青葉を満たして行く。
少なくともこの鎮守府では、青葉以外誰も知らない顔なのですから。
腕には真新しい噛み跡。まだかさぶたも真っ赤なその傷を見て、ふと彼の血の味が蘇りました。
167: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 04:00:03.38 ID:lURP6mEEO
「“司令官”、おはよーございます!!」
「ああ、おはよう。“青葉”。」
168: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 04:00:47.80 ID:lURP6mEEO
「演習ですか…。」
「…ああ。さっき話が来た。」
その夜彼から告げられたのは、演習の知らせでした。
169: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 04:02:18.08 ID:lURP6mEEO
翌日夜。鎮守府内・射撃場。
かつて拳銃やライフルの訓練用に作られた小さな建物も、今はあまり使われていない。
だが、今でも時折ここで訓練を行う者が、一人だけいた。
170: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 04:03:10.03 ID:lURP6mEEO
穴の空いた的は、穴の空いた脳天を蘇らせる。
的の白と、血を流す銃創。
それらが混ざり合うと、それは白い制服を汚す血を想像させた。
“胸に三発の弾”
171: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/07/21(金) 04:04:09.14 ID:lURP6mEEO
久々となりました。今回はここまで。
172:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 10:55:43.71 ID:cOjYM/rLO
乙
173:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 18:56:28.37 ID:YJg288LA0
おつおつ
せめてもつれないでいてくれればなあ…
174:名無しNIPPER[sage]
2017/07/25(火) 21:40:41.90 ID:lMSOodtYO
このスレのおかげでイエモン聴き始めた
175:名無しNIPPER[sage]
2017/08/07(月) 02:26:35.57 ID:sm+xpRFGo
青葉萌えSSとしても普通に小説としても面白い
北上さんの過去作のタイトルおしえてください
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