50: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/18(土) 20:36:39.08 ID:nrd8x/MB0
――――。
51: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/18(土) 20:56:07.56 ID:nrd8x/MB0
お嬢様「でも、凄いな……女ちゃんは……あんなことできて……」
女「とっさだよとっさ。普通は無理。勢いでやったらなんとかなっただけ」
52: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/18(土) 21:10:50.31 ID:nrd8x/MB0
女「っとと、ここまで一緒に来たけど、何組?」
お嬢様「ぁっ、わ、私は2組だよっ……あの、女ちゃ……女は?」
53: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/18(土) 21:34:11.67 ID:nrd8x/MB0
つつがなくLTは終わった。
出席番号一番の人が適当に挨拶をし、初日終了。
54: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/20(月) 17:58:58.61 ID:KDAd6j9R0
人一人の手を引いて歩くというのは、なかなか疲れるものである。
相手が混乱しているうちにやるのだからなおさら。
55: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/21(火) 11:59:12.34 ID:vPr4H0MT0
そんなこんなで一緒に靴を履き替え、駐車場へと。
女「は?」
56: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/21(火) 15:30:24.27 ID:vPr4H0MT0
私の呟きを聞いて、お嬢様はゆっくりその意味を呑み込むと、しまったと目を大きくさせた。
あまりにも大袈裟に目を見開くものだから彼女の背後にぬらりひょんを空目したが、今は関係ない。
57: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/21(火) 16:39:06.94 ID:vPr4H0MT0
――――
――
58: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/21(火) 17:37:48.57 ID:vPr4H0MT0
お姉ちゃん「女ちゃん起きて〜遅刻しちゃうから〜ほんとっ!」
女「は?」
59: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/31(金) 16:41:38.09 ID:raD0Fw7d0
目の前にいたお姉ちゃんは寸分違わず私が知っている姿のまま。
どこかおかしいなと思いつつも、深くは考えなかった。いや、考えようとすると頭のなかにもやがかかってうまく考えれなかった。
お姉ちゃん「どうしたの? 変な顔して……」
60: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/31(金) 17:33:15.14 ID:raD0Fw7d0
お姉ちゃんに対してあるのは、憧れ。親しみ。
その感情等は、再会すれば満たされて、悲しさなんて消えるはず。
だのに――
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