俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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607
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名無しNIPPER
2019/07/13(土) 20:28:40.27 ID:SkCQuLIZ0
三浦「はぁっ? それって、つまり振ったってこと? 結衣を? あんたが? 何チョーシくれてんの? バッカじゃないの?」
ひと際高い怒号が店内に響き渡り、思わず俺は亀のように首を竦めてしまう。
以下略
AAS
608
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:30:12.87 ID:SkCQuLIZ0
八幡「それより、お前、葉山の事はいいのか?」
三浦「 …… とりあえずLINEしといたから」
以下略
AAS
609
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:35:24.18 ID:SkCQuLIZ0
時間が時間だったせいもあってか店内は混み合っており、暫く待って案内されたのはふたりがけの狭い席。
お互いの足がくっつきそうな距離で、しかもすぐ目の前にあるのが眉間に縦皺を寄せた三浦の顔とあっては寛げと言う方が無理な話である。
三浦は三浦で自分から強引に誘っておきながら、その後は何を話すでもなく、頬杖をつき手持無沙汰げに金髪ゆるふわ縦ロールをみゅんみゅんと引っ張りながら遠い目で窓の外を見るばかりだ。
以下略
AAS
610
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:38:21.22 ID:SkCQuLIZ0
ちょどその時、テーブルをふたつほど置いて向かい側の席で、先ほどからこちらの様子をチラチラと窺っていた客と偶然目が合ってしまう。
俺が気が付いたのを見て、その顔に驚きと共にぱっと明るい色が掠めたような気がしたが、すぐに恥じらうかのようにそっと目を伏せる。
以下略
AAS
611
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:39:48.93 ID:SkCQuLIZ0
八幡「 ……… お、おう、なんだ、お前か」
思わぬところで思わぬ人物に出会ってしまったせいか、中途半端な姿勢のまま声をかけてしまう。
以下略
AAS
612
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:42:03.92 ID:SkCQuLIZ0
八幡「ところで、こんなところで何してんだ?」
留美「セイフクのサイスン ……… の帰り」
以下略
AAS
613
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:44:59.30 ID:SkCQuLIZ0
八幡「 ……… や、友達の友達っていうか、なんつーか …… 」
三浦「 ……… あんた友達いないっしょ」
以下略
AAS
614
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:48:10.37 ID:SkCQuLIZ0
三浦「あんたの妹 …… じゃないよね? 前見たのと感じ違うし」
三浦も三浦で昨年の夏に一度会ったきりの小学生のことなんぞまるで覚えていないのだろう。
覚えていたらいたでいろいろと面倒臭いことになりそうなので、もっけの幸いではある。
以下略
AAS
615
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:50:54.27 ID:SkCQuLIZ0
留美「 ……… でも、きれいな髪」
溜息のともにるみるみが手入れの行き届いた三浦の金髪をうっとりと見つめる。
以下略
AAS
616
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:53:50.20 ID:SkCQuLIZ0
「もしかして、八幡さん ――― かしら?」
以下略
AAS
617
:
1
[sage]
2019/07/13(土) 20:56:41.74 ID:SkCQuLIZ0
留美母「あらあら、この子ったら照れちゃって」
留美「照れてないんてないから。ホント、そんなことないから。ほら、お母さん、もう行こ」
以下略
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