俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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[sage]
2019/07/13(土) 20:50:54.27 ID:SkCQuLIZ0
留美「 ……… でも、きれいな髪」
溜息のともにるみるみが手入れの行き届いた三浦の金髪をうっとりと見つめる。
ふん、とばかりに小さく鼻を鳴らす三浦も褒められて満更でもなさそうで、これみよがしに指で髪を梳いて見せる。
留美「 ……… 八幡、いつも違う女(ひと)連れてる。それも綺麗な人ばっかり」
るみるみの小さな唇から淡々と漏れ出たセリフに少しばかり棘を感じるのは気のせいか。
留美「 ………… もしかして、デート中 ……… だった?」
いったい何をどう勘違いしたものか、るみるみが思いもよらないことを口にする。
八幡「や、そういうんじゃないから」
動転のあまり首がもげてあらぬ方へ飛んでいきそうな勢いで頭(かぶり)を振りながら全力で全否定すると、
留美「 ………… そう、よかった」
ほっとした表情でぽしょりと呟き、
留美「あ、違くて、そうじゃなくて」///
慌てるように打ち消すその姿がいつになく年相応に見えて微笑ましい。
八幡「わぁってるって。邪魔したんでなければよかったってことだろ?」
そんなるみるみに俺が苦笑混じりのフォローを入れてやると、
留美「 ……… やっぱり全然わかってない」
なぜか今度はふすっとふて腐れたように呟きながら、小さく口を尖らせてしまった。
……… なんかこの年頃の女の子って、やたらと理不尽なんだよな。
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