新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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381: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:11:14.56 ID:jvW3su8lO

アナスタシア「アー……あとはフツウだと思います」

卯月「それは普通って言えるんですか?」

以下略 AAS



382: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:13:30.48 ID:jvW3su8lO

いちばん最初にプリントを終えたのは双葉杏だった。杏はいきなり十ページ目の最高難度の問題を解き、すべて正解していた。


永井「双葉さんは自習で大丈夫」
以下略 AAS



383: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:15:06.31 ID:jvW3su8lO

永井は手が止まっているメンバーを見つけると、苦戦している問題を一瞥してから参考書のページ数を教えた。言われたとおり参考書を開くと、そこには問題を解くのに必要な基礎的な知識や解法、公式が書かれていて、たしかに学習の役に立つのだが、数学が不得意な者にとっては読むだけで完璧に理解ができるといったわけでもなかった。

しかし永井の口調はそっけなく、これ以上のヒントや解説をもらうのを躊躇わらせるものがあった。

以下略 AAS



384: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:20:54.67 ID:jvW3su8lO

おかげで過度な緊張感は次第になくなっていったが、今度は量の問題が現れ始めた。課題の多さのせいでメンバーたちの脳に疲労が積み重なっていたのだ。


かな子「あまいものがたべたい……」
以下略 AAS



385: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:24:50.82 ID:jvW3su8lO

メンバーの疲労の色の濃さを見てとって、永井は彼女たちの机の上に円筒型のプラスチックケースを置いていった。白い容れ物には青いラベルが貼られていた。


みりあ「これ、なに?」
以下略 AAS



386: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:26:37.34 ID:jvW3su8lO

アナスタシアはここまで急いで走ってきたのか息を切らしていて、呼吸をするたびに学校指定の白い半袖ブラウスの襟ぐりと、そこに結ばれた青いチェック模様のリボンが揺れていた。アナスタシアはまっすぐ永井にむかって大きな早足で近寄ってきた。


アナスタシア「これは、この写真は……アレです。アレなんですよ、ケイ……」
以下略 AAS



387: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:28:37.84 ID:jvW3su8lO

アナスタシアは写真集のページをばっと開いて永井の眼前に突きつけた。


永井「これが?」
以下略 AAS



388: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:31:42.49 ID:jvW3su8lO

美波「えっ……よ、読むの? 圭」

永井「印刷のミスとかがないかチェックしないといけないし」

以下略 AAS



389: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:34:08.77 ID:jvW3su8lO

未央「ああ……うん。これはキツいわ」

智絵理「わたし、家族が自分の歌を口ずさんでるだけでも恥ずかしいのに……」

以下略 AAS



390: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:37:53.69 ID:jvW3su8lO

永井「で、なにが言いたいんだよ?」

アナスタシア「ミナミにカワイイ衣装を着せてください!」

以下略 AAS



391: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:42:12.86 ID:jvW3su8lO

美波「あっ……えっ……」


美波はこのグラビアの過度な色っぽさに説明を試みようとしたが、言葉にはならず息が洩れるばかりだった。一同は美波の呼吸音に顔を上げた。その表情を見た美波はへなへなと元の位置に戻り、ふたたび顔を伏せた。いまにも泣き出しそうな雰囲気があった。実際、うめき声のようなものが聞こえた。
以下略 AAS



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