391: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:42:12.86 ID:jvW3su8lO
美波「あっ……えっ……」
美波はこのグラビアの過度な色っぽさに説明を試みようとしたが、言葉にはならず息が洩れるばかりだった。一同は美波の呼吸音に顔を上げた。その表情を見た美波はへなへなと元の位置に戻り、ふたたび顔を伏せた。いまにも泣き出しそうな雰囲気があった。実際、うめき声のようなものが聞こえた。
アナスタシア「パルゴヴォイ……ミナミ、エッ……」
永井は右手に持った写真集をすばやく後ろに振って、左肩のあたりにあるアナスタシアの顔を写真集のカバーで叩いた。パンという軽快な音が教室に響き渡り、二人の周りにいたメンバーたちは驚いてその場から飛び退った。
きらり「にょわっ!?」
未央「顔は! 永井君、顔はやめよう!」
アナスタシアはのけ反った頭を元に戻し鼻を押さえながら、腕を上げて手のひらを見せ、自分の落ち度を認めるジェスチャーを示した。
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