385: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/08/12(土) 23:24:50.82 ID:jvW3su8lO
メンバーの疲労の色の濃さを見てとって、永井は彼女たちの机の上に円筒型のプラスチックケースを置いていった。白い容れ物には青いラベルが貼られていた。
みりあ「これ、なに?」
永井「ブドウ糖」
永井はケースを置きながら言った。
永井「タブレットだから問題を解きながらでも食べられる」
美波「休憩にしましょう!」
永井は姉に同意した。メンバーは美波の宣言に感謝してもしきれない気持ちだった。ブドウ糖は摂取してから脳に届くまで十五分から三十分かかるので、十五分間の休憩を取るのは合理的だった。
みんなが口の中でタブレットを転がして甘い以外の感想がないまま休憩していると、突然叩きつけるような勢いでドアを開けられた。アナスタシアだった。
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