【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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40: ◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:46:37.45 ID:3fVOm7Qq0
 詩緒と俺は体育館の床に降り、もうほぼ完全にマネージャーに溶け込んだ瀬良から紙コップに入った水をもらっていた。

 他の部活見学者は空中でフラフラしたり、浮かび上がったことに驚き、感動していたりする。

洸輝「ありがとう、瀬良」
以下略 AAS



41: ◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:47:08.69 ID:3fVOm7Qq0
洸輝「あっ……ごめん悠佳」

 パッと手を離す。

悠佳「ううん、いいよ」
以下略 AAS



42: ◆oUKRClYegEez
2017/01/21(土) 22:31:59.45 ID:rk9WrJwV0
 その後、三平は「俺にはやっぱ無理だった……。スポーツ少女ハーレムの夢は……お前に託すぜ洸輝……!」と言い残して、黍斗のいる食研に向かった。

 なにが「スポーツ少女ハーレム」だよ。まじめに部活やるっての。

 三平のことからもわかるように、半数以上は飛んでみたかっただけの人たち、残りのほとんどはそうそうに飛ぶことの難しさにFCを諦めたらしい。
以下略 AAS



43: ◆oUKRClYegEez
2017/01/21(土) 22:34:05.04 ID:rk9WrJwV0
>>42 修正・最終行

 目がマジだった。目力で人を殺しかねないほどの鋭さだ。



44: ◆oUKRClYegEez
2017/01/21(土) 22:40:46.38 ID:rk9WrJwV0
理亜「私達……少なくとも今ここにいる人たちはみんな、FCをやりたくて部活をしています。君が部活に入ることには私たちは決して異を唱えません。しかし、初心者がいきなり練習に入るとどうしても、すでにやっている人の邪魔になります。どころか、FCはスカイスポーツ。空中で何かあった後では対処できません」

洸輝「……確かに、そうですね」

 FCで使うグラシュ、その仕組みはアンチ・グラビトン――反重力子だ。
以下略 AAS



45: ◆oUKRClYegEez
2017/01/22(日) 21:55:07.01 ID:RWFuitKW0
悠佳「そうそう、そうやってまっすぐな体勢で……前進してみようか。徐々に前に体を傾けていって」

洸輝「こうか?」

 ゆっくりと体を傾けると、ゆっくりと前方向に加速を始めた。
以下略 AAS



46: ◆oUKRClYegEez
2017/01/22(日) 21:57:06.02 ID:RWFuitKW0
悠佳「私は、ないかな」

洸輝「うん……。さっきいたあいつら、三平と黍斗にも話したけど、同意はもらえなかった。俺の親もそうだった。たぶん、普通の人はわざわざ気にするほどのことでもないんだと思う」

 悠佳があいずちを打った。俺は続ける。
以下略 AAS



47: ◆oUKRClYegEez
2017/01/28(土) 19:24:17.72 ID:rLQYm3GN0
 次の日、つまり火曜日。

 この日は体育館が使えないため、外で走ったり戦術会議をするのが常なのだという。

 部長たちは今日も部活見学者に説明をするため、テントにいる。
以下略 AAS



48: ◆oUKRClYegEez
2017/01/28(土) 20:20:40.09 ID:rLQYm3GN0
洸輝「はー……つっかれる……」

 ノルマをなんとか終え(参加した部員の中で最下位だった)、マネージャーを含む女子部員にお疲れと声をかけられながら、悠佳の差し出す水を受け取った。

洸輝「ありがと、悠佳……」
以下略 AAS



49: ◆oUKRClYegEez
2017/01/28(土) 20:38:37.07 ID:rLQYm3GN0
洸輝「ただいま」

黍斗「あ、おかえり伊泉くん」

三平「……」
以下略 AAS



50: ◆oUKRClYegEez
2017/01/29(日) 21:54:01.79 ID:o5lFJdee0
三平「……」

 未だ黙々と作業を続ける三平に代わって、水無月が答えてくれた。

颯汰「ハンモックを取り付けたいんだって」
以下略 AAS



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