【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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50: ◆oUKRClYegEez
2017/01/29(日) 21:54:01.79 ID:o5lFJdee0
三平「……」

 未だ黙々と作業を続ける三平に代わって、水無月が答えてくれた。

颯汰「ハンモックを取り付けたいんだって」

三平「……寮の事務に許可を取りにいったんだ」

黍斗「流石に部屋を改造する許可は出せないって言われてねー」

洸輝「……逆にどうして許可が出ると思ったんだ」

颯汰「それで今、なんとか二段ベッドを使っていい高さにハンモックを取り付けられないか思案中」

洸輝「なるほどな」

颯汰「ところで伊泉」

洸輝「なんだよ?」

颯汰「FC部って……楽しいか?」

洸輝「さあな」

 即答した。

颯汰「……昨日まで見学行くってあれだけ張り切ってたじゃあないか」

洸輝「やっぱり現実は厳しいんだよ。ただ飛ぶだけでも難しい。でも、だからこそ、初めて飛んだ感覚と興奮を忘れられない。今日はランニングだったけど、飛びたい思いは高まるばっかりだ」

颯汰「……? その割には静かだな?」

洸輝「興奮しすぎてもいけないからな。今できることを冷静に考えてみようと思って」

颯汰「……へえ。いろいろ考えてんだな」

洸輝「俺はFCをするためだけにここに来たからな。一週間目の挫折程度で立ち止まってちゃあいられねえよ」


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