【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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44: ◆oUKRClYegEez
2017/01/21(土) 22:40:46.38 ID:rk9WrJwV0
理亜「私達……少なくとも今ここにいる人たちはみんな、FCをやりたくて部活をしています。君が部活に入ることには私たちは決して異を唱えません。しかし、初心者がいきなり練習に入るとどうしても、すでにやっている人の邪魔になります。どころか、FCはスカイスポーツ。空中で何かあった後では対処できません」

洸輝「……確かに、そうですね」

 FCで使うグラシュ、その仕組みはアンチ・グラビトン――反重力子だ。

 グラシュは反重力子の膜を作ることで、人を空へはばたかせることができる。

 反重力子は、重力以外にもお互いに反発しあうという性質がある。

 FCやその練習で接触すると、地上で行うスポーツの接触プレイとは桁違いに、大きな移動・危険があるのだ。

 空中で自分一人でも態勢を崩しかねないんだ。他の人がぶつかってきたら、それこそ立て直しづらい。

 まあ――上手いスカイウォーカー、FC選手は、その立て直しも速くうまいのだが。

 急に突撃されたりしたときなんかは、その限りではない。

理亜「私達だけでなく、あなた自身も危険です。自分の意思である程度飛べるようになるまで……そうですね、副部長権限で、ファーストブイからセカンドブイまでの間を40秒で飛べるようになったら、練習への参加を許可します」

詩緒「うん、それぐらいがいいですね、確かに。洸輝、高校の普通の大会の優勝者なんかは20秒台だよ」

洸輝「……ほう?」

理亜「詩緒さん、練習に行きますよ。洸輝君。今日の練習は体育館の関係上、そう長い時間はしません。それまでマネージャーたちに教わりながら練習してください。そして、ブイを浮かべた練習は土曜日しか行いません。海がその日しか使えないので。なので、練習への参加試験は土曜のみですが……いいですか?」

洸輝「はい、よろしくお願いします」

理亜「今日が月曜日。なので、最初の試験は5日後です」


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