【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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40: ◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:46:37.45 ID:3fVOm7Qq0
 詩緒と俺は体育館の床に降り、もうほぼ完全にマネージャーに溶け込んだ瀬良から紙コップに入った水をもらっていた。

 他の部活見学者は空中でフラフラしたり、浮かび上がったことに驚き、感動していたりする。

洸輝「ありがとう、瀬良」

詩緒「ろくに汗かくよーなこともしてないんだけどねー。あんがと、悠佳」

悠佳「先輩が持っていけって」

 見ると、マネージャーのような先輩がこっちを見て笑顔を振りまいている。

悠佳「それと洸輝君。あ、名前でいい? 部活の決め事らしいし」

洸輝「あ、そういえばそうだったかな……。悠佳、アクセント、これでいいよな」

悠佳「うん。改めて。これからよろしくね」

洸輝「よろしく」

 悠佳の差し出した手を握る。

 白く、細い。本当に、ちょっとしたことで傷つきそうな、しかし傷ついていないことが一目でわかる綺麗な手。

 守ってあげたくなるような、優しい肌――

詩緒「ちょっと。いつまで握手してんの」


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