【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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凪
◆oUKRClYegEez
2016/12/24(土) 20:37:28.06 ID:Z9u4TiK80
洸輝「あ」
三平「どうしたよ?」
突然声をあげた俺に三平が反応した。
以下略
AAS
32
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/01(日) 12:15:53.82 ID:iRQ7Z3iM0
詩緒「お、来た来た。先輩、あの子ですー」
寮に全速力でグラシュを取りに行き、そして全速力で各部活がテーブルと入部希望用紙を置いている校門近くに戻った。
洸輝「ぜー……ぜー……」
以下略
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33
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/01(日) 12:25:21.14 ID:iRQ7Z3iM0
美亜「はい、じゃこれから新入生に向けてのFC部デモンストレーションをします!ボクは部長の東ヶ崎美亜です! こっちは助手の詩緒ちゃんでーす!」
美亜先輩と内山は、すでにグラシュを履き、体型がはっきりとわかるFC専用の服、フライングスーツを着ていた。
美亜先輩は男子の憧れのような体形で目のやりどころに困る。
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34
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/01(日) 12:25:51.35 ID:iRQ7Z3iM0
美亜「じゃ、ここにあるグラシュを順番に履いて飛んでもらおうかな。限りがあるから時間はかかるけど、初めの感動は絶対に味わってほしいな。っと、洸輝クンは自前だったか。飛んだ経験は……」
洸輝「ないです」
美亜「だよね。さっき手上げてなかったもんね。もうちょい条例緩くなりゃ、ボクたちも練習しやすいんだけど」
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35
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/07(土) 15:35:57.78 ID:e1fpQld00
詩緒「初期設定はいじってない?」
洸輝「のはずだ」
親が興味本位にいじってなければ。プログラムを作る仕事をしている父だ。パソコンにつないでやりかねない。説明書じゃ、パソコンにつないで専用ソフトを使えば調整できるらしいし。
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36
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/07(土) 15:37:02.46 ID:e1fpQld00
洸輝「試合は海でやるんだよな?」
内陸部はどうしようもないこともあり、大きめの湖や池でやるらしいが、それもない場所ではどうしても普及が滞りがちだ。俺の地元がそうだったように。
詩緒「ええ。でも練習だけなら体育館でもできるし、むしろかなりの学校がそうじゃないかな。有名な例外は四島列島のFC部かな。あそこはグラシュの規制が緩くて、許可なしでも海で飛べるから」
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37
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/07(土) 15:44:23.32 ID:e1fpQld00
詩緒「最初は腕を広げてバランスを取るように。絶対にパニックになる。だから、もしものときは大の字になりなさい」
詩緒が両手を広げ、足も開脚した状態を見せる。
その体勢を戻して、詩緒は続けた。
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AAS
38
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/07(土) 15:45:43.48 ID:e1fpQld00
覚悟を、決めた。否、違う。
飛びたい。その思いが、今やっとかたちになることに、狂気に近いほどの喜びを覚える。
洸輝「ぃよしっ……! FLY!」
以下略
AAS
39
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:45:48.55 ID:3fVOm7Qq0
洸輝「うおおおおぉぉぉぉ!?」
縦回転横回転。
ぐるんぐるんぐるん。目が回る回る回るまわr……。
以下略
AAS
40
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:46:37.45 ID:3fVOm7Qq0
詩緒と俺は体育館の床に降り、もうほぼ完全にマネージャーに溶け込んだ瀬良から紙コップに入った水をもらっていた。
他の部活見学者は空中でフラフラしたり、浮かび上がったことに驚き、感動していたりする。
洸輝「ありがとう、瀬良」
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AAS
41
:
凪
◆oUKRClYegEez
2017/01/14(土) 16:47:08.69 ID:3fVOm7Qq0
洸輝「あっ……ごめん悠佳」
パッと手を離す。
悠佳「ううん、いいよ」
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