179:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:35:30.86 ID:NG5ps7hHO
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(何とか、悪臭地帯は抜けたな)
180:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:36:06.04 ID:NG5ps7hHO
娼館主「あの人、治癒師を助けに行くなんて言ってたけど大丈夫かしら」
道化師「きっと大丈夫さ。そう易々とやられるような人じゃない」
181:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:37:30.44 ID:NG5ps7hHO
娼館主「……彼、どうなったの?」
道化師「死んだよ」
182:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:38:59.65 ID:NG5ps7hHO
『よく聞け。分岐する道には必ず紋章がある。紋章がある方向に進めば目的地へ辿り着く』
『紋章は地面や壁、柱や天井などに刻まれているらしい。注意深く観察しろ』
183:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:39:47.84 ID:NG5ps7hHO
だが、中々見付からない。
この状況下。オークがいなくとも地上で見た光景は頭から離れない。
184:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:41:41.66 ID:NG5ps7hHO
果てなく続くかに思える地下迷路。
この先にある目的地とは一体何処なのか、二人はそれを知らない。
185:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:54:32.53 ID:NG5ps7hHO
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(一体何が…)
186:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:55:23.44 ID:NG5ps7hHO
(お婆さんまで……)
この病室にいたのは、もうじき退院予定の老婆だったことを思い出す。
187:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:56:41.20 ID:NG5ps7hHO
『あなたの患者になれて良かったわ』
『きっとこれからは、先生のような女性がどんどん増えていくのでしょうね』
188:名無しNIPPER[saga]
2016/12/16(金) 01:58:15.76 ID:NG5ps7hHO
もうすぐ。
本当にもうすぐだった。
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