607:名無しNIPPER[sage]
2019/08/22(木) 15:52:27.87 ID:sLWvM18eO
ベルカ!!
608:名無しNIPPER[saga]
2019/09/10(火) 01:21:00.20 ID:dRuSYwHz0
コブラ「クーデターか。ますます神話らしくなってきたぜ」
尊位を堕とし、支えられた法に異を唱える行いこそが神話であるというコブラの認識を、グウィンドリンは否定しなかった。
ただ黙して聞き入れ、かつての法官が眺めたように、過去を見渡している。
609:名無しNIPPER[sage]
2019/09/10(火) 02:44:11.54 ID:n5OTuh82o
眠り竜シンか
2要素も拾ってくれるとは
610:名無しNIPPER[saga]
2019/09/10(火) 14:59:18.01 ID:dRuSYwHz0
コブラ「ふーむ…つまりは敵を騙すにはまず味方からってヤツをやろうとして、上手くやりすぎたんだな」
グウィンドリン「味方を騙す?何を言うか貴公は…」
611:名無しNIPPER[sage]
2019/09/10(火) 19:30:33.40 ID:xOw1oi6DO
コブラの説明が解り易くて助かる
612:名無しNIPPER[sage]
2019/09/10(火) 21:43:44.88 ID:wYXAqMVgo
なんか説明を聞けば聞くほどこんな世界滅ぶなら滅んでしまえ感が……
613:名無しNIPPER[saga]
2019/09/11(水) 03:18:40.25 ID:eROt+AEL0
剣槍を携え、ベルカの横を通り過ぎ、大広間から歩き去らんと歩を進める王に、神々は気圧されるように道を開けた。
王が歩く最後の道には、恥を知らぬかと王に罵倒を浴びせ掛ける者、見捨てられると怯える者などの声が二、三転がり込んで来たが、それが石床に消えるほどに、道は静かだった。
王へ注がれる視線は様々に心を含んでいたが、王はどれとも視線を絡めず、足元さえも見ずに歩き去っていく。
614:名無しNIPPER[saga]
2019/10/05(土) 02:39:57.77 ID:wyHlKdSF0
古き日のグウィンドリン「報告?我ら月らである我が身に、何かせよというのか?政を執り行う権利は、竜の血を引く忌子には無い」
古き日のグウィンドリン「それとも、白竜公を書庫にではなく、我が居室に押し込めよとでも言われたか」
615:名無しNIPPER[sage]
2019/10/05(土) 11:28:09.49 ID:3AxRpwQMO
話を聞けば聞くほど詰んでるわこの世界という気持ちが強くなっていく……
616:名無しNIPPER[saga]
2019/10/06(日) 10:39:08.34 ID:nAUZyT2m0
>>614
誤・古き日のグウィンドリン「報告?我ら月らである我が身に、
正・古き日のグウィンドリン「報告?月の子らである我が身に、
617:名無しNIPPER[saga]
2019/10/06(日) 16:09:49.68 ID:nAUZyT2m0
グウィンドリン「白竜公が書庫に幽閉された日を境に、我ら月の子らへの隔離も、より深く明確なものになっていった」
グウィンドリン「我が姉上プリシラと妹のヨルシカが、当時どのような処遇にあったかも、母と話さなければ知らずにいただろう」
グウィンドリン「だが少なくとも、我が耳に入る言葉は、新たな統治者が現れるまでは処遇が定まらぬ身であった、権限の少なき者……我が母の言葉のみとなった」
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