53:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 21:55:12.96 ID:eEvlBoS8o
尻尾切れるかな?
54:名無しNIPPER[saga]
2016/09/16(金) 22:36:01.22 ID:arCyxKGf0
鐘楼の上部に鎮座する魔除けの銅像から、砂埃が零れ落ちる。
砂埃は風に削られ、微細な物は風に流され、粒状の物はそのまま落ち、コブラの頭に降った。
鐘楼の入り口には濃く、そして岩のような硬さを予感させる霧が張られ、奇妙な鎧を着た騎士を隠した。
55:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 00:35:00.36 ID:Jg95WGks0
ガーゴイル「グオオオ!!」ガバァッ!
コブラ「!」
56:名無しNIPPER[sage]
2016/09/17(土) 02:06:37.23 ID:3x1z2f+Bo
こんな不安定な場所で倒れるのはまずいぞ……
57:名無しNIPPER[sage]
2016/09/17(土) 02:16:32.24 ID:5zZ3FdjVo
乙
まだ騎士が残ってるよな?
倒れたらあかんやん
58:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 03:10:25.27 ID:Jg95WGks0
ドサァ
コブラ(…やっぱりな…)
59:名無しNIPPER[saga]
2016/09/20(火) 04:03:32.76 ID:vBdGE3T40
レディ「ソウルを奪うですって?それじゃあ…」
コブラ「ようするにサイコガンは迂闊に撃てなくなり、俺の精神力も有限って事になっちまったらしい」
コブラ「それ以上に、他人の魂でもって動かなきゃならなくなったこの身体に、気色の悪いものを感じるぜ」
60:名無しNIPPER[saga]
2016/09/20(火) 05:35:00.96 ID:vBdGE3T40
コブラ「ふぅー、こんなに長い梯子を登ったのも久しぶりだ」
鐘楼の頂上まで登りきったコブラ達の前には、一枚の絵画のような絶景が広がっていた。
だがその景色には重要な物が抜けていた。
61:名無しNIPPER[saga]
2016/09/20(火) 06:20:34.84 ID:vBdGE3T40
レディ「どうするの?鐘つきでもしようかしら?」
コブラ「この際それもアリだが、そいつは俺にやらせてくれ。見せ場をオシャカにされたままじゃ立つ瀬が無くなる」
62:名無しNIPPER[saga]
2016/09/20(火) 06:32:05.48 ID:vBdGE3T40
訂正ですー
>>60の
コブラ「この鐘を鳴らせば、使命への道が半分だけ開かれる」 は
コブラ「この鐘を鳴らせば、使命への道が開かれる」 でした。コブラはまだ鐘が二つあることを知らない。
63:名無しNIPPER[sage]
2016/09/20(火) 06:45:04.18 ID:1YXIa7DDo
乙
細かいけれど後々響きそうな伏線が……
それにしても他人の魂で動くというのは確かにぞっとしないな
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