479: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:23:32.49 ID:LAlp/wM/0
男「あと一週間あるんだから地道に地元のランク1ダンジョンで稼いでいけばいいんじゃねぇか?」
魔少女「それでは……私や先輩の成長には繋がりません。普通のアルバイトをやっていた方がよっぽど健全です」
男「手段はこの際何でもいいだろー。まずはあのオートマタを引き取る。そんで問題なく動くようだったら3人で。何だったら金髪も誘って4人でガンガンダンジョンで経験を積む。それでいいんじゃね?」
480: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:31:46.45 ID:LAlp/wM/0
無限城
歌舞伎町エリア『不夜城』最上階
兄「おりゃりゃりゃりゃぁぁあああ!!!」
481: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:36:07.59 ID:LAlp/wM/0
魔術師「出たネー、アホみたいなチート特性。いや、特性はチートではないカ」
兄「『十二人の英雄(ゾディアック)』」ガシッ!!
ブンッ!!!
482: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:39:13.47 ID:LAlp/wM/0
…………
兄「ふぃー、やっぱ魔法使うと疲れるなー」
483: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:42:33.83 ID:LAlp/wM/0
バグ・鎧武者『……強……き……者よ……』
魔術師「喋っタ!?やっぱりバグだヨ!!えっと性質は……正位置の『正義』!!」
484: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:45:49.29 ID:LAlp/wM/0
魔術師「……どうスルー?ボクが代わろッか?」
兄「いや、アイツは俺を御指名だ。真っ向勝負で逃げたら男じゃねーだろ」ブゥンッ!!
485: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:49:13.93 ID:LAlp/wM/0
正義・鎧武者『……見事也……』サラァッ…………
剣士が斬撃を放ったと同時に、鎧武者の姿は粉々に刻まれていた。
兄「残った魔力分、ぶち込んでやったんだ。満足しただろ?」チャキッ
486: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:51:53.05 ID:LAlp/wM/0
兄「バーカ、相手の文字通り最後の一撃なんだ。コッチも全力でやらねぇと殺されるっての」チョンチョンッ
そう言って剣士は自身の右肩を指差す。
そこは血で真っ赤に染まっていた。
百万の刃でも、鎧武者の斬撃を完全にはかき消し切れていなかったのだ。
487: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:58:18.85 ID:LAlp/wM/0
20:00
剣士と魔術師はダンジョンを脱出した。
488: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 22:01:36.87 ID:LAlp/wM/0
同時刻
男「ふぅー、新しい簡単な依頼も受けたし魔少女にこっぴどく特訓させられたし今日も疲れたなっと」
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