480: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:31:46.45 ID:LAlp/wM/0
無限城
歌舞伎町エリア『不夜城』最上階
兄「おりゃりゃりゃりゃぁぁあああ!!!」
ギンッ!ギンッ!!ギィンッ!!!
戦闘開始から10分ほど。
剣士と武者は互いに傷1つ付かないまま、互角の戦いを繰り広げていた。
周囲は互いに放つ空間の斬撃によりメチャクチャに。というか、不夜城の外壁や天井が斬り崩され、空に浮かぶ満月が最上階の2人の戦いを照らしている。
魔術師「オーイ相棒ー。そろそろボクの助けがいるんじゃナイ?」
兄「バカ言ってんじゃねーよ、まだまだこれから……アブね!!」バッ!!
壮絶な斬り合いの中、剣士は笑みを浮かべながら武者の攻撃を避ける。
魔術師「ほらー危ないジャン!せめてアレを使わないと普通に死んじゃうヨー」
兄「あー確かに同じような武器1本で勝てる相手じゃねーな。しゃーない……」スッ……
剣士は空間を斬り裂く次元刀を、出した時と同じように魔法陣に納める。
鎧武者『……』
兄「鎧武者さんよー。アンタめちゃくちゃ強いからさー……ちょっと本気でいくわ」ブゥンッ!!
その直後、剣士の周囲にいくつもの小さな魔法陣が現れる。
その数12。
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