221: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/13(日) 15:22:22.13 ID:zI2Pur8qO
叢雲「吹雪もやる?相手になってあげるわよ。」
ニコッと優しく笑う叢雲が手にしていた杖をクルクル回した。叢雲の後ろにある窓から、なぜかカタカタ揺れる音がする。
提督「吹雪ならそれなりに出来そうだ。私も手合わせして欲しいな。」
222: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/13(日) 15:24:24.79 ID:zI2Pur8qO
鹿島「提督さん、上着と帽子お預かりします。」
提督「ああ、ありがとう。」
提督は帽子を取り、それと上着を鹿島に預けた。
223:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 22:39:22.80 ID:K/Brk+850
おつ
224: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:26:40.82 ID:zk8zA1020
推奨BGM 「叢ーMURAKUMOー」RedRide
合図と共に、叢雲が踏み込んだ。踏み込むと同時に杖を突き出す。
それに合わせて提督も踏み込んだ。突き出される杖を木刀を上段に構える形で上へと弾く。
225: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:27:57.61 ID:zk8zA1020
叢雲「そこ!」
受け流された杖をそのまま片手で持ち、大きく薙ぎ払う。
提督(これは流石に無理だな。)
226: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:29:12.69 ID:zk8zA1020
吹雪(どうしよう・・・どちらが相手でも瞬殺される未来しか見えない・・・。)
冷や汗を滝の様に流す吹雪と、それを見て鹿島がニコニコする。
鹿島「機会があれば私が鍛えてあげましょうか?」
227: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:30:22.52 ID:zk8zA1020
提督が振り下ろす木刀を回転させた杖で弾き、そのまま突く。だがそれは空を突き、躱された事でまた僅かに叢雲の姿勢が前へと崩された。
そして背後へと回り込んだ提督が木刀を振り下ろす。それが叢雲の肩へと届く刹那。
叢雲「ッ!!」
228: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:31:40.65 ID:zk8zA1020
提督は木刀を納刀する様に左手に持つ。
提督「もう少し緩急をハッキリさせた方が良いかもしれないな。得物の重さに振られ過ぎだ。まぁ、最初の頃とは比べ物にならない程強くなってはいるがな。」ナデナデ
そう言いながら叢雲の頭を撫でた。
229: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:33:12.67 ID:zk8zA1020
入れ替わる様に、提督と鹿島は共に端へと歩いていった。
提督「止めてくれて助かった。」
鹿島「水を差す様な形になってしまってすみません。」
230: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:33:39.67 ID:zk8zA1020
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