222: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/13(日) 15:24:24.79 ID:zI2Pur8qO
鹿島「提督さん、上着と帽子お預かりします。」
提督「ああ、ありがとう。」
提督は帽子を取り、それと上着を鹿島に預けた。
カッターシャツの一番上のボタンを外し、袖を軽く折り曲げる。
上着を受け取った鹿島はそれを丁寧に畳み、吹雪の隣に置いた。
武道場の中央に提督と叢雲が向かい合う。
叢雲「今日こそ一本取ってやるんだから。」
杖の下部を右手で握り、右足を引いて半身に腰を落として、先端部に左手を添える。
提督「今日もいつも通りさせてもらう。」
左足を引いて半身になり、正眼に構えた。
鹿島「それでは・・・。」
鹿島が笑顔のままスッと右手を真っ直ぐ上に伸ばす。
空気が変わった。
吹雪(・・・え・・・なんか、息苦しいんですけど・・・?)
鹿島「はじめ!」
393Res/171.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20