227: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/11/20(日) 22:30:22.52 ID:zk8zA1020
提督が振り下ろす木刀を回転させた杖で弾き、そのまま突く。だがそれは空を突き、躱された事でまた僅かに叢雲の姿勢が前へと崩された。
そして背後へと回り込んだ提督が木刀を振り下ろす。それが叢雲の肩へと届く刹那。
叢雲「ッ!!」
提督「!」
叢雲の周りに旋風が巻き起こる。そして叢雲の姿が変わった。
鹿島「はい、そこまで。」
叢雲の背後突きを掴んで止め、提督の木刀に掌を添える形で、2人の間に鹿島が割って入った。
鹿島「もう。叢雲ちゃん、組手では改二の使用はダメだっていつも言ってるでしょ。」
叢雲「・・・悪かったわ、ごめん。」
ばつが悪いのか、若干そっぽを向きながら謝る。小さな風が起こり、叢雲の姿が元に戻った。
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