77:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:07:38.79 ID:I+fdqcufo
「はあ」とぼくは溜息を吐いた。自然にそれは出てきた。こんなやつ助けたところでどうにも
ならないが、助けなかったところで何も変わらない。ぼくの命が――失われるだけだ――
78:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:09:31.73 ID:I+fdqcufo
ぼくは、振り返って彼女に近づき、謝罪を続ける彼女の前に座り込み、首を差し出した。
「えっ?」
79:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:10:15.53 ID:I+fdqcufo
「……はやく食べないと、ぼく、逃げますよ?」
「あっ、食べる! 食べます! 食べさせていただきます!」
80:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:11:27.64 ID:I+fdqcufo
目を瞑ってはいなかったはずなのに、ぼくの視界は一瞬で真っ暗闇になる。
そして、闇の中から出てきたのは、今まで会った人達。
81:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:14:32.74 ID:I+fdqcufo
004
人間以外の動植物が、考えて行動しているか、理性を持っているかどうかについての議
82:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:18:14.60 ID:I+fdqcufo
「んっ――ぅんー……」
ぼくが目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
83:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:19:15.53 ID:I+fdqcufo
「――なにひとつわかってねえ」
………………ここはどこだろうか?
84:名無しNIPPER
2016/05/14(土) 16:20:25.12 ID:I+fdqcufo
「起きm」
途端、強烈な痛みと、なんともいえぬ鉄の味を感じた。
85:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:21:57.72 ID:I+fdqcufo
…………。
……馬鹿馬鹿しい。まったく、こんなの――冗談もいいとこだ。
86:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:23:23.31 ID:I+fdqcufo
まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい
まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいま
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