78:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:09:31.73 ID:I+fdqcufo
ぼくは、振り返って彼女に近づき、謝罪を続ける彼女の前に座り込み、首を差し出した。
「えっ?」
「……」
「どういうこと?」
……なんだこいつ……鈍いというかなんというか……死にそうだってのに……まったく。
「ほら、吸ってください」
「えっ? えぇ!」
「何驚いてんですか。ぼくらはあなたの食糧なんでしょう? 喰われて当然、吸血鬼様には
命を献上しなきゃならないんでしょう?」
「で、でも……」
ああ、ったく。なんだよこいつ。
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