82:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:18:14.60 ID:I+fdqcufo
「んっ――ぅんー……」
ぼくが目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
いや、天井が見えた、だ。暗い室内なのになぜか日中と同じように、いや、むしろそれ
以上によく見える。
…………夢、だったのかな?
いや、これは、この天井は、彼の部屋の天井ではない。
見知らぬ天井なのだから彼の部屋ではないことは、わかっていたのだが、いや、待て、
落ち着けぼく。
落ち着いて、考えよう。
寝ぼけた頭を起動させる。誤作動がないよう、ゆっくり時間を掛けて。
現状の整理。どうやら知らない場所で仰向けに、漢字の『大』のような形に寝ていたら
しい。以上。
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